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2024年度日本キャリア教育学会 北海道・東北地区部会第2回研究会(北海道キャリア教育研究会との共催)


◆日時・場所・形式
日時:2024年12月15日(日)14:00-16:30
場所:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W407およびZOOM
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/hss/access/

◆内容
テーマ:「困難」を抱える教師のキャリア
報告者:蒲生崇之 札幌大谷大学非常勤講師(前市立札幌旭丘高等学校副校長)
発表概要:
「キャリア教育」を支える土台でもある学校は、危機に瀕している。そして、なぜ危機に陥ったのか、十分な検証が抜け落ちたまま、対処療法的な対策が論じられるため、危機を指摘する論考は多いものの、一向に打開の展望は見えてこないと感じる。今回の学習会では、「キャリア教育」の担い手と期待される教員自身のキャリア形成にまつわる問題として、発表者が、昭和の終わりから2024年3月までの35年余り、札幌市で主に高校の教員・管理職として勤務した経験のなかで携わった事例に基づいて、今の教師が抱える「困難」について、仕事のストレスと報酬という視点を中心に考えたい。また、これから教職員を目指そうとする人たちが、少しでも明るい未来を展望できるような、本質的な危機の立て直しについて、議論したい。なお、政令市の中では札幌市と同じように生活保護世帯が多い大坂市の教育事情がわかる好著として、髙田一宏氏『新自由主義と教育改革大坂から問う』(岩波新書、2024年)をお読みいただくと、発表内容が、決して偶然札幌市で起きた事例ではないことを理解していただけると考える。
*概要にある文献を事前にお読み頂くと,本発表の理解がより深まります。

◆プログラム
 14:00 開会の挨拶
 14:05 蒲生先生による話題提供
 15:05 休憩
 15:20 ディスカッション
 16:20 閉会の挨拶

*参加は無料です。駐車場はご利用できません。公共交通機関を使用してご参加ください。
*参加申し込みの方は、以下のURLもしくはQRコードから必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/ERKXTLnJU7HG7fedA

申し込み締め切りは12月10日(火)までです。
12月13日(金)までにZOOMのアドレスをお送りします。